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2004年04月08日

さくら

あみちゃんは、幼稚園の門のところで、お母さんにバイバイをした後、教室にむかって、ダッとかけだしました。が、そのとたん、なにかにつまずいて、ステンところんでしまいました。手も足も痛いし、ま新しい制服のスカートはよごれてしまったし、こらえきれずに、シクシクなきだしてしまいました。

「だいじょうぶ?」声がして顔を上げると、目の前にハンカチ。
キティちゃんのハンカチでした。涙を拭きふき立ち上がると、おさげのかわいい女の子でした。その子はスカートについた砂をパンパンとはらってくれました。
そして、にこっとわらって、いいました。
「いっしょに、おへやにいこ!」
「うん。・・・ありがと」あみちゃんも元気にこたえました。

お母さんと手をつないでのお帰りの道々、あみちゃんはうれしそうに、言いました。
「あのね、お友達ができたの。」
「あら、よかったわね。」と、おかあさん。
「あみちゃんね、ころんでないてしまったの。そしたらね、ゆみちゃんがこのハンカチかしてくれたの。」
「ゆみちゃんっていうの?優しいのね。 そのハンカチきれいに洗って、ありがとうって、明日返しましょうね。」
「うん。」

公園に来たとき、風が吹いて、桜の花びらがはらはらと舞ってきました。あみちゃんもおかあさんも、思わず、樹を見上げました。桜は満開でした。
「わあっ、きれい!」
あみちゃんは、花びらをいぃっぱいうけようと、スカートを広げて、いつまでもいつまでもはしりまわっていました。

投稿者 北京原人 : 2004年04月08日 23:00

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Last-modified: Fri, 12 Jun 2009 15:45:24 JST (9h)